この記事では、官公庁・自治体におけるCRMの導入事例を5つ紹介させていただきます。各事例を理解しやすくするために、以下3つの情報をサマライズしてお届けさせていただきます。
1. 🔍課題や背景
2. 👍選んだ理由
3. 🚀導入効果
官公庁・自治体にてSaaS選びをする際は、事例を参考にすることがとても大切なステップになるため、是非ご活用ください。
1. 北海道更別村(導入:Salesforce)
北海道更別村は、高齢化と人口減少の課題に対応するため、Salesforceを活用して「デジタル公民館」を構築。これにより、行政手続きの電子申請やオンライン施設予約を実現し、住民サービスの利便性向上と業務効率化を達成しました。将来的には、住民一人ひとりにパーソナライズされたサービス提供を目指しています。
🔍
課題や背景
・高齢化と産業人口の減少への対応
・行政手続きの電子化による住民の利便性向上
・業務効率化の必要性
・データに基づく政策立案の実現
・行政手続きの電子化による住民の利便性向上
・業務効率化の必要性
・データに基づく政策立案の実現
👍️
選んだ理由
・🔧 内製化を見据えたノーコード・ローコードの特性
・🛠️ 標準機能が豊富
・🔒 強固なセキュリティと柔軟な権限設定
・🔄 他システムとの連携のしやすさ
・🛠️ 標準機能が豊富
・🔒 強固なセキュリティと柔軟な権限設定
・🔄 他システムとの連携のしやすさ
🚀
導入効果
50の行政手続きの電子申請が可能になり、施設予約システムの導入により業務効率が向上しました。将来的には500件の行政手続きすべてを電子申請に切り替える計画です。
2.兵庫県神戸市役所(導入:Mazrica)
神戸市役所は、市内企業への長期的な支援を強化するため、SFA/CRMツール「Mazrica Sales」を導入しました。これにより、職員間での情報共有が円滑化され、企業支援活動の可視化と効率化が実現。また、シンプルな機能と他ツールとの連携不要な点が、導入の決め手となりました。
🔍
課題や背景
・長期的な企業支援のための情報管理・可視化が必要
・職員間の情報共有や取り組みの課題特定が困難
・価値あるコミュニケーションの証明が難しい
・職員間の情報共有や取り組みの課題特定が困難
・価値あるコミュニケーションの証明が難しい
👍️
選んだ理由
・🔍 必要な機能のみを備えたシンプルさ
・💰 他ツールとの連携不要によるコストメリット
・🔄 CRM機能を含む一つのプラットフォーム
・💻 使いやすいUIとUX
・💰 他ツールとの連携不要によるコストメリット
・🔄 CRM機能を含む一つのプラットフォーム
・💻 使いやすいUIとUX
🚀
導入効果
メールマガジン配信の体制が整い、データ受け渡しの手間が省け、一つの画面上でリスト作成から配信までできるようになった。教育コストを下げ、組織や活動の立ち上がりを早くすることに貢献した。
3. 福岡県北九州市(導入:kintone)
北九州市は、業務デジタル化を推進するため、サイボウズの「kintone」を導入し、内製と外注を組み合わせた独自のハイブリッド体制を構築しました。
🔍
課題や背景
・業務デジタル化の効果が限定的
・規模拡大にはコストが必要
・DX推進計画の策定
・規模拡大にはコストが必要
・DX推進計画の策定
👍️
選んだ理由
・💰 コスト面での優位性
・🔒 セキュリティ面での信頼性
・📊 自治体での導入実績
・🛠️ 中小規模のアプリ開発を内製可能
・🔒 セキュリティ面での信頼性
・📊 自治体での導入実績
・🛠️ 中小規模のアプリ開発を内製可能
🚀
導入効果
建築都市局で1,000万円以上かかるアプリを1カ月ほどで内製し、補助判定業務の効率化を実現。令和4年3月時点で約20のアプリが本運用に達し、コスト削減も相当な額に達していると推計。令和7年度末までに職員の年間作業時間を5万時間削減、開発費を10億円削減することを目標としている。
4. 埼玉県さいたま市(導入:Microsoft Dynamics CRM)
さいたま市は自治体で初めて、日本マイクロソフトのCRMソリューション「Microsoft Dynamics CRM」を活用した「市民の声DBシステム」を構築した。
🔍
課題や背景
・市民の声が制度ごとに管理されており、市全体の傾向把握が困難
・市民の声の集約と統計処理に多くの労力を要していた
👍️
選んだ理由
・🔍 市民の声を一元的に管理可能
・📊 分類・集計、統計結果のグラフ表示が可能
・⚡ システム構築の効率化
・📊 分類・集計、統計結果のグラフ表示が可能
・⚡ システム構築の効率化
🚀
導入効果
市民の声の集約により市民意識の把握、市民の声の登録および回答業務の効率化、分類・分析された市民の声の施策への反映が実現された。
5. 長野県飯山市役所(導入:CRMate)
長野県飯山市を含む信越9市町村は、広域観光エリア「信越自然郷」におけるアウトドア用品のレンタル管理と地域事業者間の情報共有を目的に、富士通のクラウド型CRMソリューション「CRMate」を導入しました。
🔍
課題や背景
・行政区域を超えた広域での利用が必要
・異なる所管のレンタル用品を信越自然郷エリア内でどこでも乗り捨て返却・貸し出しができるようにしたい
・紙やExcelでの情報共有や管理が煩雑化
・利用拠点の増加に柔軟に対応したい
・異なる所管のレンタル用品を信越自然郷エリア内でどこでも乗り捨て返却・貸し出しができるようにしたい
・紙やExcelでの情報共有や管理が煩雑化
・利用拠点の増加に柔軟に対応したい
👍️
選んだ理由
・🌐 クラウドシステムによりインターネット環境があれば場所を選ばず利用可能
・📊 CRMateで一元管理が可能
・🔧 ID追加やカスタマイズによる項目見直しが容易
・📊 CRMateで一元管理が可能
・🔧 ID追加やカスタマイズによる項目見直しが容易
🚀
導入効果
CRMateによる一元管理でレンタル用品の情報共有を実現し、業務が効率化され、利用者の満足度も向上しました。クラウドシステムにより設備投資の必要がなくなり、柔軟な対応が可能になりました。
参考:飯山市役所様 導入事例