【自治体の事例7選】給与計算システムの導入事例を解説

給与計算システムの導入事例

目次 

この記事では、官公庁・自治体におけるタレントマネジメントシステムの導入事例を5つ紹介させていただきます。各事例を理解しやすくするために、以下3つの情報をサマライズしてお届けさせていただきます。
1. 🔍課題や背景
2. 👍選んだ理由
3. 🚀導入効果
官公庁・自治体にてSaaS選びをする際は、事例を参考にすることがとても大切なステップになるため、是非ご活用ください。

1. 福井県あわら市(導入:COMPANY)

2022年に「COMPANY on LGWAN」を導入し、会計年度任用職員の人事・給与管理を一元化。作業負荷を1/10に削減し、業務効率化を実現しました。

🔍
課題や背景

・会計年度任用職員制度により勤怠・給与管理が複雑化
・共済組合制度の適用拡大による業務負荷の増大
・人事・勤怠・給与管理の一括管理システムの必要性

👍️
選んだ理由

・🖥️ 必要な機能がすべて揃っていた
・👥 総務課以外にも出退勤管理の操作権限を付与可能
・👨‍👩‍👧‍👦 複数所属で兼務している職員も管理可能
・⏱️ 勤怠情報と連動して時給計算が可能
・🔧 シンプルな操作性
・⏳ 3ヶ月という短期間での導入が可能

🚀
導入効果

総務課の作業負荷が導入前と比較して1/10程度まで削減されました。また、人的ミスに対する不安が解消され、精神的負担からも解放されました。

2. 宮城県(導入:スマカンPublic)

2022年7月から「スマカンPublic」を試験運用し、会計年度任用職員の給与支給機能を追加。業務効率化と人件費削減を目指しています。

🔍
課題や背景

・既存の給与システムの老朽化
・プログラムの複雑化
・メンテナンス対応可能な内部エンジニアの減少
・総務事務センター開設に伴うシステム刷新の必要性

👍️
選んだ理由

・🏢 公的機関の給与制度をベースに設計されたパッケージシステム
・🔧 柔軟に機能追加・拡張が可能
・📊 独自の帳票作成が可能
・🔍 自由条件検索機能により必要なデータを抽出可能

🚀
導入効果

会計年度任用職員の給与計算の自動化、システム運用にかかる人件費削減、制度改正に伴うシステム変更の簡易化(30分~1時間程度で対応可能)、データ抽出作業の負担軽減、給与計算処理の効率化、誤支給の防止が期待される。

3. 北海道札幌市(導入:IPKNOWLEDGE 人事給与システム)

富士通の「IPKNOWLEDGE 人事給与・庶務事務システム」を導入し、人事給与業務の効率化と情報の一元管理を実現しました。

🔍
課題や背景

・11種類の人事給与・労務管理システムを運用しており、老朽化してメンテナンスに不安があった
・システム間の連携や制度改正への対応に課題があった
・二重入力が必要な場合があるなど、無駄な作業が発生していた
・制度改正のたびに、情報収集、改修仕様の検討、予算要求、決裁といった業務の負荷とコストが課題だった
・2万人を超える職員への給与明細などを紙で配布するために、印刷、配布のコストや手間がかかっていた

👍️
選んだ理由

・🔄 人事給与、庶務事務の統合型パッケージであること
・👍 札幌市の運用に最も近く、理想とする方向性が見えたこと
・✅ カスタマイズを極力抑えられると判断したこと
・📊 大規模な自治体での実績があること
・🏆 高い品質が確認できたこと

🚀
導入効果

運用保守関係の費用(機器の保守やリース料を除く)が25%程度削減された。給与明細や源泉徴収票などの電子交付により、年約1,500万円の印刷代が大幅に軽減された。配布、回収、入力の手間もなくなり、業務が効率化された。

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4. 兵庫県尼崎市(導入:公開羅針盤+C 人事給与システム)

「公開羅針盤+C 人事給与システム」を導入し、異なる任用区分の職員情報を一元管理。制度改正への対応も容易になりました。

🔍
課題や背景

・異なる任用区分の職員を一元管理できていなかった
・独自仕様のカスタマイズが多く、制度改正時に費用が発生
・人事情報の二重管理による非効率さ

👍️
選んだ理由

・👥 異なる任用区分の職員の一元管理が可能
・🔄 制度改正への対応が容易
・👁️ UIが直感的で理解しやすい
・💻 プラットフォームとして各システムがシームレスに連携
・💰 コストパフォーマンスが優れている

🚀
導入効果

年度更新作業がスムーズになり、操作が軽快で少しの操作指導ですぐに使えるようになった。人事側と給与側の作業がほぼ同時に可能になり、業務効率が向上した。

5. 神奈川県横浜市(導入:e-SUITE人事給与システム)

「非常勤職員管理システム」を導入し、特別職非常勤職員と会計年度任用職員の人事・給与管理を効率化。業務負担を軽減しました。

🔍
課題や背景

・臨時・非常勤職員制度の見直しが必要
・非常勤職員の勤務条件や給与体系の複雑化
・期末手当の支給事務の発生
・各区局労務担当の事務負担軽減と庁内の業務効率化が必要

👍️
選んだ理由

・🖥️ 新制度に対応した給与計算が可能
・⏱️ 時給での支払いが正確に計算可能
・👥 複数部署で任用しているアルバイトの人事管理が可能
・💰 給与・期末手当計算・年末調整の仕様に対応

🚀
導入効果

公開情報なし

6. 東京都NPO法人町田市つながりの開(導入:ジョブカン給与計算)

「ジョブカン給与計算」を導入し、給与計算業務の効率化と正確性向上を実現しました。

🔍
課題や背景

・すべて手計算だったため、時間がかかっていた
・法改正や税金の計算、業界特有の手当などが複雑で、ミスが発生していた
・打刻漏れも多く、勤務時間の管理に苦労していた

👍️
選んだ理由

・📱 無料トライアルしたところ、スマホで簡単に打刻ができた
・👍 初期設定も難しくなく、使いやすかった

🚀
導入効果

一週間かかっていた作業時間がたった半日で終わるようになりました。月の残業時間が100分の1に短縮されました。打刻漏れがなくなり、正確な勤務時間の管理ができるようになりました。

7. 群馬県(導入:COMPANY)

群馬県は2023年にCOMPANY on LGWANを導入。勤怠・給与申請の電子化で業務効率化と法改正対応を実現。

🔍
課題や背景

・県政のデジタル化と業務プロセス改革の推進
・職員の能力を最大化できる働き方改革の実現
・業務の効率化と職員の能力を最大限発揮できる体制や仕組みの構築

👍️
選んだ理由

・🖥️ 会計年度任用職員の勤怠管理・給与計算業務の効率化
・📝 業務プロセスの電子化
・⚖️ 法改正等への対応業務負担の軽減

🚀
導入効果

会計年度任用職員の給与計算業務の効率化、人事・勤怠関連申請のペーパーレス化による業務効率化、法改正等による職員の業務負担軽減が見込まれます。

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